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クレンジングとは?
クレンジングとは……ヒーラーがクライアントに対してヒーリングをしていくために、自分自身の心身のバランスが取れている状態の『下地作り』をすることです。
自分自身がクライアントだったとて、もし、ヒーラーが病んでいたとしたら? あなたは、そのヒーラーのヒーリングで自分の病が治ると思えますか?
ヒーラーが肥満体質だったら?あなたは、そのヒーリングで、ダイエットに成功できると思えますか?
ヒーラーは、自分自身の《心身の調整》が出来ていてこそ、クライアントに対して『治っていくこと』などをイメージさせられるし、圧倒的な臨場感で、ヒーリングの効果を出せるのです。
ヒーラーが病んでいて肥満体質だったとしたら、クライアントの病が治ることも、ダイエットに成功することもイメージしにくいことは、あなたにも想像できるでしょう。
《心身のバランス》をとるには、《100日修行》でクレンジングすることでできます。
自身の心身がどうなっているのかをよくみて感じ、自分を通して【人間の仕組み】をよく理解して行くことも大切です。【心の調整】【身体の調整】をしていくことによって、抽象度の高い視点で物事を捉えられるようになっていきます。
抽象度の高い視点で物事を捉えられるようになると、世界は一変していきます。
世界の見え方が、それまでの見え方と大きく違ってくるのです。
同じ出来事に対しての対応の仕方も変わっていき、問題が起こったときに見えてくる解決方法が変わっていることを、実感できるでしょう。
クレンジングの基礎である《100日修行》とは、以下の3つの内容となっております。
1、ぷるぷる気功 30分以上
2、タントウ功 30分以上
3、止観瞑想 60分以上
この3つのことを続けて、毎日行っていくだけで、あなたも《心身のバランス》が取れるようになり、抽象度の高い視点で物事を捉えられるような心身の状態になっていきます。
私は以前、花粉症で毎年出される薬が強くなっていたのですが、《100日修行》を続けているうちに、花粉症の時期でもないのに鼻水が止まらなくない、くしゃみが出続け…花粉症の症状だけが数日間で続け、ある日症状が消えていきました。
その年から、薬を飲まなくても、以前薬を飲んでいた頃と同じ位の症状に治まっていきました。基本的に薬は好きじゃなかったので、もう花粉症の薬を飲まなくていいということは、嬉しかったです。
その他にも、身体に表れていた様々な症状が軽減していきました。ここからは、内容をさらに詳しく解説して行きますね。
1、ぷるぷる気功
《100の修行》に取り組む上で、心と身体を物理的に動かして行く方法のひとつ、『ぷるぷる気功』について、まずは基本的な部分を、苫米地博士の著書『がんを克服する脳』より抜粋していきます。
・・・「がんを克服する脳」(主婦と生活社)P.148~より・・・
この気功法は、秘伝功の基礎として、中国で広く伝わるものです。
名前のとおり、身体をぷるぷる震わせるだけの、とても簡単で、しかも効果抜群の方法です。腕の振動が全身に伝わることで、身体中の筋肉はもちろん、全身が心地よく刺激されます。
そのため、自然治癒力のアップや、自律神経がコントロールしやすくなるためリラックスにつながります。また、意外に運動量もあります。
~やりかた~
① まず両足を肩幅に開いてリラックスしながら、大きく深呼吸。
息を吸うときにお腹をへこませ、吐くときにお腹をふくらませる「逆腹式呼吸」をすると、呼吸に意識がいき、自律神経がコントロールしやすくなります。
② 親指の先を薬指のつけ根に当て、残りの4本の指でにぎりこんでください。
これで、薬指のつけ根にあるツボ「労宮」を刺激するのです。「労宮」は命の力を強めるツボで、ここを押さえることで手のひらから氣が流出することを防ぎます。
「労宮」をにぎったまま、両腕をお腹の前にもってきて、
ぷるぷると全身を振動させます。
③ 振動した後、腕全体で大木を抱くように輪をつくります。
ぷるぷる気功をしていると身体から氣が発生してきます。
氣は身体を活性化させるのにたいへん効果的。
発生した氣を腕の輪の中にいったん集め、それを身体の痛い個所や、
よくなってほしい個所に当てていきます。
脳活性につながるため、頭に当てることもおすすめです。
④ 療養中ならば、寝たまま行いましょう。
①~③までを立って行っているところをイメージして、ぷるぷる気功をしてください。
~ポイント~
●息を止めたりせず、肩には力を入れずに両腕を上下左右に振動させてください。また、腕の位置は決まっていません。わきをしめても開けてもいいですし、拳を頭上や身体の横に上げても問題ありません。いろいろ試してみてください。
●立って実践すれば全身に伝わりやすいですが、座ったままでもかまいません。振動スピードは1秒間に3,4回が理想。ただし、慣れないうちは1秒間に2回ほどでも十分でしょう。
細かく振動すればするほど、ダイエット効果も。
●行う時間はだいたい3分ほど。休み休みでもかまいません。
慣れたら10分、20分と延ばしてみましょう。
・・・引用終了・・・
その他、気功師養成学校の張永祥先生の著書『ぷるぷる健康法』にもやり方が載っていますし、雑誌ゆほびかのムック本『すごい氣が出るDVDブック』に、ぷるぷる気功を張先生が行っている動画もあります。色々と探してみてくださいね。
ぷるぷる気功 ~あきら流~
私が取り組んだぷるぷる気功は、著書に書いてあること以外にも色々とやっています。特に、《100日修行》として、クレンジングを目標としていくには、イメージ力を使って行くことが重要です。
では、その方法を書いていきますね。
・【邪気】を足裏から出すイメージ
⇒足の裏にある《湧泉》というツボから
全身のイラナイ氣(邪気)を出します。
その【邪気】は、自分の足元にダダ漏れの状態にせず、
宇宙の果てに飛ばしたり、地球の中心までズズーッと流れ込んで、
マグマで解けるイメージをしましょう。
・新鮮な氣を取り入れるイメージ
⇒心身にどんどんエネルギーが入ってくるイメージ。
呼吸をする度に、全身の毛穴からもイイ氣が入ってくるイメージです。
頭のてっぺんのツボ《天柱》からは、
太陽や、様々な星からエネルギーが流れてきて……
足の裏のツボ《湧泉》からは、
地球からもエネルギーがどんどん流れてきて……
全身の皮膚からもエネルギーを吸収していき……
自分自身の身体でそのエネルギーは循環していくイメージを!
・全身の関節が緩んで行くイメージ
⇒各関節がガチガチに硬くなっていることによって、
筋肉の硬い部分ができたり、コリなどが現れてくるものなので、
それも一緒にゆる~くふわふわに緩んでいるイメージをします。
血流もよくなり、リンパの流れもよくなってくると、
氣の流れも、心地よく循環していくイメージです。
全身の細胞が整っていくイメージを例えていうと……
『茶筒』にお茶の葉を入れたときに、もういっぱいだと思っても
トントントンと『茶筒』を上下に振ると、お茶の葉が整っていき、
余裕ができて、また少しお茶の葉を入れていけますよね?
その『茶筒をトントン』という感じに自分自身の細胞が整っていくイメージです。
・身体の変化させたいところが動いて行くイメージ
⇒体脂肪を落としたいところや、筋肉を付けたいところなど、
自分自身の身体がイメージの通りになって行く様子をイメージ。
バストアップ、ウエストしぼり、ヒップアップ、
カッコいい筋肉の付き方など、好きにデザインしちゃいましょう。
それと、身体に現れている症状がある場合は、
新しい細胞が生まれてくる度に古い細胞が押し流されて、
どんどん健康になるイメージを!
・地球と繋がり、宇宙と繋がっているイメージ
⇒足の裏から根が生えて、地球をガッシリと掴んでいるイメージと、
頭のてっぺんにあるツボ【百会】から氣のエネルギーのパイプが伸びて、
大気圏を越えて宇宙全体から氣が流れてきているイメージ。
その取り入れた氣は、ぷるぷる気功を行う度に
どんどん倍増していくイメージにしていきましょう。
・願い事が叶っていくイメージ
⇒願うことが仕事のことならば、その仕事が成功することによって
どんな日常を送っているのかをイメージ。
恋愛なら、相手と、どのような感じで繋がっていて
嬉しい気持ちになっているのかをイメージ。
家族関係なら、数年後にどんな生活で皆と
楽しんでいるのかをイメージ。
見えるもの、香ってくるもの、味わい、聞こえてくる音や声、
心地いい肌触りなど……
《五感》を使ってイメージをリアルにすればするほど、
そのイメージの自分に近づいて行きます。
100日修行のときのぷるぷる気功は、30分以上するのがお勧めです。
なぜなら私の経験上、15~20分過ぎた辺りからやっと、
その日に受けた邪気が流れきり、新鮮な氣がいい感じで
入ってくる感覚になるのです。
慣れるまでは、3分~徐々に長くして行くことでいいと思いますが、
「100日修行開始!」と決めた時には、
しっかりと30分以上行うようにしましょう。
そして、ぷるぷる気功の終了時には、《収功》といって、
集めたエネルギーを氣の玉にして全身が氣の玉の中にすっぽりと入り
胃腸や、呼吸器・肺など内臓にも満たしていきます。
息を吸いながら
横に広げた両手を、ゆっくりと氣を集めながら頭の上まで動かして
大きな氣の玉を作ります。腕に氣の弾力を感じてください。
息を吐きながら、氣の玉を頭から被っていき、
口も「アーン」と開けて喉を通り、
呼吸器にも胃腸にも氣が流れて行くイメージ。
全身の皮膚にも、氣が流れていき、
最後はお臍の下にある【下丹田】というツボに、
氣の玉を収めて行きます。
好きなだけ何回でも氣の玉を浴びて下さい。
私はいつも3回は浴びてから収めています。
この下丹田の氣が
いつでもあなたにエネルギーを満たして行くことでしょう。
ぷるぷる体操については、以上になります。
次はタントウ功について紹介していきます。